4月19日 以降の搭乗拒否実例集

投稿者 NTA America on May 20th 2021

航空会社から実際に陰性証明に問題があり、ご搭乗拒否となってしまった実例を頂きました。

なるべく皆様が問題なく入国できますようにご参考にして頂ければ幸いです。
なお、航空会社により多少判断の基準が違う可能性も有りますが、最終的な判断は日本の空港検疫となりますので、原則に沿った細心のご準備をお勧めします。


ケース1
政府所定の陰性証明書を医師に翻訳・書き換えを依頼、元の検査機関の陰性証明書も一緒に2枚とも検疫で提出した。
→元々の現地検査機関の結果に、検体採取方法が『Nasal』の記載があり、無効として受け付けられなかった。


ケース2:
お医者様によるお名前のミススペルや発行年月日の書き損じ、またはお医者様の手書きの修正。
→正式な証明書である為書き間違いは不可。また手書き修正はお医者様が修正したのか判断ができない為不可。
※証明書の交付年月日にお客様のパスポートの発行年月を記入されたお医者様がいらっしゃいました。
あきらかに勘違いしてご記入されたものでしたが検疫判断で不可になりました。

ケース3:
結果判明日と検体採取日時と2ヵ所記入すべき所をひとつの日時しか記入していない。
→検体採取時間が大切なポイントである為、どちらの時間か分からないものは不可。
※検体採取時間に”pm”の記載がないものも困りました。「7:00」とありお客様は夕方と申告されても朝とも解釈できてしまう。

ケース4:
結果が空欄でラボの別用紙に結果がある
→2枚の証明書の併用は不可。
(過去に、検査時に検査結果だけ空欄で、検体採取方法と検査方法、医療機関だけチェックが入っていて、メールで届いた検査結果と2枚出すケースが例外的に認めらたケースがあったが現在は不可)

ケース5:
乳児の証明書不所持
→0歳から全てのお客様は証明書が必要です。

*原則

陰性証明書は、正当な理由が無い限り、乳幼児も含む全旅客が必要です。


日本の所定のフォームが必ず正しく記入されている事をお確かめください。
また、所定のフォームは突然アップデートされている事がありますので、検査当日などにご確認いただき、常に最新版をご利用いただくのがベストです。

サンフランシスコ総領事館の案内もご参考になさってください
新型コロナウイルス (日本帰国時の検査証明の厳格化について) (4月27日)