11月8日開始 米国入国に関するワクチン条件等について

投稿者 NTA America on Oct 27th 2021

バイデン政権は10月25日に大統領令で、下記の通り11月8日からアメリカへ入国する国際線旅客に対して、限られた免除枠を除き、COVID-19 のワクチン接種証明を義務付けると発表しました。
(2021年10月25日現在の情報に基づいています)

CDC Order: Implementing Presidential Proclamation on Safe Resumption of Global Travel During the COVID-19 Pandemic

ワクチン接種証明を提示できないVISA保持者を含む一時滞在、非移民ステータスの人は原則米国行きフライトへの搭乗を拒否されます。

なお、これまで33か国に出ていたアメリカへの渡航制限はこの大統領令に置き換わりますので、ワクチン接種証明書と3日以内の陰性証明書の提示をもって制限は解除となります。

  • ご自身の状況がアメリカ行きのフライトに乗るための条件を満たしているか
    この チェックするCDCのページ(英語)から確認できます。

  1. 2021年11月8日 東海岸時間 午前12:01以降に出発するフライトに搭乗する旅客から適用されます。

  2. アメリカ政府が入国に認めるワクチンの接種完了が必要です。

  3. VISA保持者も、ワクチン接種証明書が必要です。
    VISA保持者(B-1,B-2を除く)で ワクチン接種のアクセスが少ない国としてリストされている国は免除対象ですが、日本はリスト外です。)

  4. ワクチン接種証明書の他に、3日以内のCOVID-19 検査陰性証明書が必要です。
    (アメリカ市民、グリーンカードホルダー、移民ステータスの方を含みます。)

  5. ワクチン接種証明書を提示できないアメリカ市民、グリーンカードホルダー、移民ステータス、限られた免除枠の方は、アメリカへのフライト搭乗1日以内のCOVID-19 検査陰性証明書の提示が求められます。

  6. 18歳未満は免除対象ですが、ワクチン接種済みの保護者が同行する場合は3日以内のCOVID-19 検査陰性証明書、単独で搭乗する場合は、1日以内のCOVID-19 検査陰性証明書の提示が必要です。

  7. 2歳未満は検査が免除されます。

米国政府が入国に認めているワクチンの種類(詳細は CDC元ページをご参照ください)

Single dose
Janssen/J&J ジョンソンエンドジョンソン

2-dose series
Pfizer-BioNTech ファイザー・ビオンテック
Moderna モデルナ
AstraZeneca アストロゼネカ/Covishield コビシールド
BIBP/Sinopharm シノファーム
Sinovac シノバック

ワクチン接種証明書について (詳細はCDC元ページをご参照ください)
ワクチン接種証明書として認められる一例:デジタルパス、CDCカード等原本、ワクチン接種証明書の写し等

証明書の内容は、①パスポートと一致する氏名、生年月日、②発行機関名(e.g., public health agency, government agency, or other authorized vaccine provider)、③ワクチンの種類と接種日の記載(Vaccine manufacturer and date(s) of vaccination)が必須です。

CDCのウェブサイトから引用
接種完了済みと見なされるには、接種(2-dose seriesの場合は2回目接種日)から14日経過したのちとなります。